1. 令和2年 南城市戦没者慰霊祭(2020/06/19)

令和2年 南城市戦没者慰霊祭(2020/06/19)

最終更新日:2020年06月22日

令和2年の南城市戦没者慰霊祭(共催:南城市遺族連合会、南城市)が、グスクロード公園で行われました。
 

  • 令和2年 南城市戦没者慰霊祭

    慰霊祭の様子

  • 令和2年 南城市戦没者慰霊祭

    弔辞を読み上げる瑞慶覧市長


新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から少人数で開かれた慰霊祭では、参列者が沖縄戦で亡くなられた方々を祀った『慰霊之碑』へ手を合わせ、御霊に祈りを捧げました。
 

  • 令和2年 南城市戦没者慰霊祭

     慰霊碑へ手を合わせる参列者

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     慰霊碑へ手を合わせる参列者
     

瑞慶覧市長が読み上げた弔辞

弔辞
 
本日は、例年のようにご遺族ならびに関係者の皆様多数ご参列の開催ができないことを残念に思いますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一般参加を見送りしたことにご理解を賜わりますようお願い申し上げます。この状況が1日でも早く終息することを心よりお祈りします。それでは、市を代表いたしまして、謹んで戦没者の魂(まぶい)に哀悼の意を捧げます。
 
先の大戦において、沖縄の地は国内最大の地上戦の場となりました。沖縄の美しい海や自然、豊かな文化が容赦なく壊され、20万人もの尊い命が失われました。

ここ南城市においても、軍人軍属をはじめ幾多の一般住民の方々が沖縄戦や国内外において惨禍にあわれました。戦火のただ中で、祖国の行く末を案じ、最愛のご家族の安寧を念じつつ、無念にも犠牲になられたことを思うと、万感胸に迫るものがございます。
 
ご遺族の皆様方におかれましても、最愛の肉親が犠牲になられ、決して癒されることのない深い悲しみを胸に、今日に至るまで長く苦しい日々を過ごして来られましたご心情を拝察いたしますと、痛惜の念に堪えません。
 
戦後75年を迎えた今日もなお、世界では地域紛争やテロ行為が絶えず、多くの尊い命が犠牲となり、さらには人間としての尊厳が蹂躙されるなど、悲劇が今も繰り返されており、世界平和への道のりは、未だに遠いことを痛感せざるを得ません。
 
先の大戦を肌で感じたことのない世代が国民の大半を占める中、私たちは享受しているこの平和と繁栄は、先人たちの尊い犠牲の上に成り立っていることを再確認するとともに、戦争の悲惨さと平和の有り難さを後世へ伝えていく必要があります。
 
本市におきましても、8月10日を「南城市民平和の日」として定め、様々な形で平和発信プロジェクト事業を展開しております。今後も市民の心で世界へつなぐまちづくりをめざし、未来を担う子や孫のために、これからも「恒久平和」の実現に向け不断の努力を続けてまいります。
 
結びに、戦没者の魂(まぶい)が安らかなることをご祈念申し上げますとともに、ご遺族のご多幸を念じまして追悼のことばといたします。
 
令和2年6月19日
南城市長 瑞慶覧 長敏