最終更新日:2026年03月17日
新開自治会(我那覇朝一会長)にて、令和7年度の防災活動の一環として「避難訓練」が実施され、住民109名が参加しました。今回の避難訓練は、災害時に高台や建物の上層階へ逃げる「垂直避難」を想定したもので、自治会全体で防災・減災への意識を高めることを目的としています。
自主防災組織が結成されている新開自治会では、防災講演会などを通して地域の防災力を高めています。自治会では約10年前にも馬天小学校への避難訓練を行いましたが、今回はより身近な避難先を確認するため、地域内にある「沖縄メディカル福祉総合センター」の5階への垂直避難訓練を計画しました。
停電を想定して階段で避難する参加者
車椅子での避難する参加者
午前10時、公民館からの放送を合図に避難訓練がスタート。地震により津波が発生することを想定し、参加した住民は各家庭から歩いて一次避難場所を目指しました。必要な方へ車椅子を準備し、道中の交差点にはボランティアの交通安全指導員を配置するなど、安全確保にも配慮した訓練となりました。
非常階段を使って5階へ避難する参加者
避難スペースに集まった参加者
参加者からは、「メディカル福祉総合センターに避難できることを初めて知った」や、「実際に歩いてみると意外と時間がかかることに気づいた」といった声が聞かれ、避難経路の再確認と、避難所に着くまでの時間を把握できた訓練となりました。訓練に多くの住民が参加したことに対し、我那覇会長は「みなさんの意識が高く、自治会としても心強いです」と、参加者とボランティアへ労いの言葉を送りました。
訓練終了後に公民館で行われた検討会では、ボランティアや自治会の役員が感じた課題を共有し、次年度以降の防災計画に活かしていくことが確認されました。我那覇会長は「地域に消防士の方もいらっしゃるので、専門家として自主防災組織に入っていただけるよう依頼してみたい。次年度から改めて組織立てしていき、避難訓練も定期的に実施したい」と、地域での防災・減災への意気込みを語りました。
