1. 全国初の総合検証訓練「SIP防災OKINAWA2025」(2025/12/21)

全国初の総合検証訓練「SIP防災OKINAWA2025」(2025/12/21)

最終更新日:2025年12月23日

内閣府のプロジェクトの「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の一環として、開発中の防災システムを検証する全国初の総合検証訓練「SIP防災OKINAWA2025」が、南城市公共駐車場を主会場に開催されました。

全国初の総合検証訓練「SIP防災OKINAWA2025」(2025/12/21)

SIP防災OKINAWA2025」南城市公共駐車場に災害現場を再現

国立研究開発法人 防災科学技術研究所(防災科研)が主催、りゅうぎん総合研究所が共催で実施。訓練には陸上自衛隊第15旅団、沖縄県警察本部、与那原警察署、島尻消防組合消防本部、第11管区海上保安本部、南部医療センター・こども医療センター、友愛医療センターなどの複数の関係機関が参加しました。

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    端末から災害現場の状況を報告

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    合同調整所に情報を集約して共有する

訓練は「救助訓練」「合同調整所訓練(情報共有・活用訓練)」「通信途絶対策の技術実証実験」「SOBO-WEB(災害情報を地理空間情報として共有するシステム)へのデータ連携」を主な内容として実施。防災科研が開発した各機関共通の防災システムを使い、災害現場での組織横断的な「合同調整所」を設置し、現場の隊員からのスマホ端末を使った状況報告や、ドローンなどを使って集めた情報を地図上に整理し、SOBO-WEBへのデータ連携を検証しました。

訓練では下記の想定情報のみ伝えられ、参加機関は公共駐車場に再現された初見の倒壊した複数の家屋を捜索し被災状況を確認する、実際の災害現場に近い状況下で行われました。

  • 沖縄本島南部断層系による地震が発生し、南城市内で最大震度6強を計測
  • 地震発生後、津波の恐れはなし
  • 南城市内の集落にて、倒壊家屋が発生しているとの通報あり
  • 連動して海溝型地震が発生する恐れあり

 

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    倒壊した家屋に入り要救助者を捜索

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    救助隊が開けた開口部から要救助者を運び出す

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    ノコギリで開けた開口部から要救助者を発見

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    慎重に要救助者を搬送

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    ビルに取り残された要救助者を捜索

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    瓦礫の隙間から協力して要救助者を引き出す

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    損壊した屋根から要救助者を救出

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    挟まれて動けない要救助者の容態を確認

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    医療機関と連携して現場で治療

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    重症者をヘリで搬送

現場に派遣された各機関の隊員は、音声や画像認識で状況を報告できるスマホ端末などを使用して現場の状況を報告し、機関の垣根を超え協力しあって救助にあたりました。また、久高島と市の東海岸でも訓練が実施され、海保や陸自のヘリによる要救助者や重症者の搬送訓練、通信環境を半径数百メートルの範囲で回復できるドローン搭載型の機器の実証実験も行われました。