最終更新日:2025年12月01日
11月25日、宮崎県高千穂町と南城市(旧佐敷町)の姉妹都市盟約結30周年を記念して、高千穂町の甲斐宗之町長をはじめとする訪問団25名が来沖しました。26日には南城市のユインチホテル南城で記念式典・祝賀会が開かれ、両市町から多くの関係者が出席しました。
高千穂町の訪問団をお出迎え(11月25日 那覇空港)
記念式典の様子(11月26日 ユインチホテル南城)
両市町の結びつきの原点は、戦時中に佐敷国民学校の学童が高千穂町へ集団疎開したことから始まります。遠く離れた地での避難生活の中で、高千穂町の方々は子どもたちを迎え入れ、ともに困難な時代を乗り越えてきました。その後、平成7年(1995年)に佐敷町が高千穂町と姉妹都市提携盟約を結びました。平成18年(2006年)に、町村合併で南城市が誕生した後も絆は途切れることなく、両市町は文化・教育・観光など多方面にわたる交流を続けています。
挨拶をする當眞隆夫南城市長職務代理者
挨拶をする甲斐宗之高千穂町長
式典では南城市を代表して挨拶を行った當眞隆夫市長職務代理者は、これまでの交流を振り返り「これから相互に連携することで、さらなる発展につながるものと確信しています」と述べ、長年にわたる友好の歴史に深く感謝の意を表しました。高千穂町を代表して挨拶をした甲斐宗之町長は、「両市町の交流が今後さらに多様な分野へ広がっていくことを願っています」と、盟約30周年を祝い、未来に向けた更なる交流の発展を誓いました。
記念品交換(神楽面)
記念品交換(紅型の額装)
記念品交換では、高千穂町から「神楽面」が南城市へ、南城市からは「紅型の額装」が高千穂町へ贈られました。式典後には祝賀会が開かれ、長年にわたって築かれてきた信頼と友情を分かち合い、姉妹都市提携30周年を祝いました。
姉妹都市提携30周年を祝い記念撮影
