最終更新日:2025年12月01日
県内消防におけるロープレスキュー技術の標準化と相互理解、各消防間の連携強化を目的とした「令和7年度島尻消防救助合同訓練」が、島尻消防組合消防本部の構内で実施されました。開会式で島尻消防本部の仲村常司署長は「積極的に意見交換をして、お互いの知識と経験を持ち寄って県内消防全体のレベルアップにつなげていただきたい」と、訓示しました。
県内5つの消防機関が訓練に参加
ハイアングル想定
訓練には島尻消防組合消防本部、那覇市消防局、東部消防組合消防本部、浦添市消防本部、米海兵隊太平洋基地消防本部のバトラー消防本部の救助隊員が参加しました。
中州救助
訓練後のフィードバック
訓練では、ハイアングル想定、中州救助、トラッキングライン救助、フレーム救助など、現場での安全性と効率性を重視した多様な想定訓練が実施されました。各訓練後にはフィードバックが行われ、各機関が実際に使用している救助システムの運用や装備、技術の共有が行われ、参加者同士が互いの技術やシステムを直接比較・確認する貴重な機会となりました。
