沖縄の精神文化の基層をなす最高の聖地「斎場御嶽」にて、琉球王国時代の最高神女である「聞得大君（きこえおおきみ）」の就任儀礼を再現したイベント「令和７年度 聞得大君御新下り〜感謝の心を未来へ紡ぐ〜」（主催：南城市）を開催しました。

本イベントは、南城市民、沖縄県民、世界中の人々の幸せを祈り、尚巴志ハーフマラソンと南城市まつりの安全祈願を目的としています。イベントには琉装に身を包んだ南城市民79名が参加し、知念郵便局から斎場御嶽までの道のりを厳かに練り歩きました。

今回、聞得大君役を務めたのは一般公募で選ばれた西村綾織さんです。無事に役を終えた西村さんは、「市民で御新下りができたことが本当にうれしい」と胸をなで下ろし「世界の平和、尚巴志ハーフマラソンと南城市まつりの成功、そして南城市がさらに発展するように、思いを込めて唱えました」と語りました。