最終更新日:2025年09月18日
第107回全国高等学校野球選手権大会で優勝を果たした、沖縄尚学高等学校の安谷屋春空選手を祝う優勝記念セレモニーが、南城市役所で開催されました。
安谷屋選手を囲んで記念撮影
安谷屋選手は南城市出身で、小学2年生のときに「みんとんベースボールクラブ」で野球を始め、中学時代は硬式クラブチーム「安仁屋ヤングスピリッツ」に所属。沖縄尚学高等学校へ進学後、甲子園では背番号5番を背負い、チームの主力選手として活躍しました。今夏の甲子園で大きな感動と優勝をもたらした安谷屋選手を一目見ようと、会場には多くの市民が駆けつけました。
セレモニーでは、優勝メダルを首から下げた安谷屋選手とご両親が登場し、具志堅兼栄教育長から激励のあいさつ、當眞隆夫副市長からは花束の贈呈がありました。
あいさつを求められた安谷屋選手は、「このような会を開いていただきありがとうございます。皆さんの熱い声援があったからこそ優勝できました。初戦から厳しい戦いが続きましたが、県民や皆さんの応援のおかげで、自分たちの実力以上のものを出せたと思います。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
感謝を述べる安谷屋選手
子どもたちからの質問に答える
質問コーナーでは、会場に集まった子どもたちから、「安谷屋選手みたいな筋肉をつけるにはどうしたらいいですか?」「練習で心がけていることは何ですか?」といった率直な質問が挙がりました。
安谷屋選手は「まずはご飯をたくさん食べて、ウェイトトレーニングをたくさんすれば筋肉がつくと思います」「練習が試合につながるような取り組みをすることが一番大事です」と、ひとつひとつの質問に丁寧に回答。
「甲子園はどんな雰囲気でしたか?」という質問には「甲子園は、プレー中に観客の歓声や応援の音が聞こえてくる、とても楽しい場所です」と答えました。
最後は、質問をした子どもたちの中から、じゃんけんで勝ち残った5名に甲子園球場の土がプレゼントされ、安谷屋選手を囲んで記念撮影も行われました。
会場に集まった参加者は、甲子園が終わってもなお興奮冷めやらぬ様子で、「感動をありがとう!」という掛け声や、熱い拍手を安谷屋選手に送りました。