最終更新日:2025年09月09日
知念地域の小学生・中学生を対象にした公設民営塾『知念未来塾』(主催:南城市教育委員会)の開講式が知念中学校で行われました。知念地域には民間の塾が限られており、他地域に比べて放課後の学びの機会が少ないという課題がありました。『知念未来塾』では、「一般社団法人教育振興会」が放課後の学校施設を活用して塾を運営し、経験豊富な教師陣が知念の生徒たちの学びを支援します。
具志堅兼栄教育長が激励
「一般社団法人教育振興会」の教師陣
開講式では、具志堅兼栄教育長が挨拶し、「勉強は質と量で決まる。勉強の質はこの塾で確保できるので、どれだけ量を確保できるかは皆さん次第。一日一日、勉強を積み重ねて力をつけてほしい」と激励の言葉を送りました。
続いて、授業を受け持つ「一般社団法人教育振興会」のスタッフ6名が挨拶を行いました。代表の加納滋徳さんは、「勉強は分かってくるとすごく面白くなり、ちゃんと続ければどんな子でも伸びる。みんなに分かりやすく、面白く教えるのが大好きな先生ばかりなので、一緒に頑張っていこう」と生徒たちに語りかけました。
開講式に集まる知念中学校の生徒たち
放課後の学びがスタート
『知念未来塾』は、知念小学校では小学4年生から6年生を対象に、算数の授業を週2日、各1コマ実施。知念中学校では、中学1年生から3年生を対象に、英語と数学を週3回、各2コマ実施します。
塾には参加を希望した生徒たちが集まり、小学生は約10名、中学生は約50名が放課後の学習に励みます。