南城市における家畜改良と畜産振興を目的とした「第20回 南城市畜産共進会」（主催：南城市　後援：沖縄県農業協同組合、南部地区和牛改良組合南城市支部、南城市山羊生産部会）を、南部家畜市場（糸満市）で開催しました。市内の畜産農家から、肉用牛の部に34頭、山羊の部に40頭が出品されました。

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  古謝景春市長のあいさつ

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  沖縄県農業協同組合南城支店の宮城哲也支店長のあいさつ

肉用牛の部の上位入賞は「南部地区畜産共進会」へ、山羊の部の上位入賞は「おきなわ山羊品評会」へ、南城市代表として出品されます。

開会式で古謝景春市長は、「今年で20回目の節目。畜産農家を取り巻く環境は目まぐるしく変化している。皆さまの並々ならぬ経営努力と畜産活動への多大なる貢献に、心より感謝申し上げます」とあいさつしました。

また、後援者代表としてあいさつを行った沖縄県農業協同組合南城支店の宮城哲也支店長は、「本共進会は、地域の優良繁殖牛や山羊の改良、後継者育成のための重要な場です。本共進会を勝ち抜き、南部地区、そして沖縄県畜産共進会へと駒を進め、沖縄畜産ブランドの発展に貢献してほしい」と語りました。

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  肉用牛の審査の様子

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  山羊の審査の様子

審査では、家畜農家が真剣な表情で見守るなか、審査員が家畜に直接手を触れ、体高、体積、体重、皮膚の状態、輪郭の鮮明さ、栄養度、骨の締まり、爪の状態など、細部にわたって丁寧に評価していました。

審査後の表彰式では、審査委員長を務めた沖縄県中央家畜保健衛生所の高木和香子さんが、「全体的に発育が良く体積にも富んでおり、改良が進んでいる様子がうかがえた。今後も引き続き、適正な交配と飼料管理に努めていただきたい」と講評しました。

閉会後には牛汁がふるまわれ、参加者の皆さんは日頃の情報交換をしながら、和やかな雰囲気のなかで交流を深めていました。

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  上位入賞者の表彰式

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  牛汁を食べる参加者の皆さん

各部門の上位入賞は下記の通りです。

肉用牛の部

山羊の部