最終更新日:2025年08月21日
開講式での記念撮影
「なんじょう市民農業大学」第4期の開講式が南城市役所で開かれ、市内外から15名が入学しました。
同大学は、農業に関する知識・技術・販売・食を学び、 週末農業や家庭菜園なども含めた、持続可能な農業をはじめるきっかけづくりの提供を目的としています。受講生は8月末から翌年2月まで、約半年間のプログラムを通して学びを深めていきます。
講座では、農業の基礎から、福祉との関わり、収穫物の美味しい食べ方、肥料の作り方、農協やファーマーズマーケットでの販売方法の違いなど幅広く学びます。あわせて、市内の畑でインゲンの植え付け、水やり、収穫などを受講生たち自身が行う実践プログラムも用意されています。
学長である古謝景春市長は、「農業は市の基幹産業であり、持続可能な農業の実現に向けた人材育成がますます重要となる。本講座では、今年度から新たに新規就農や農地に関する情報提供も行い、有意義な学びの時間になると確信している。ぜひ充実した大学生活を送ってください」とエールを送りました。
受講生の参加理由はさまざまで、仕事の合間に家庭菜園楽しんでいる方や、現在所有している土地を有効活用したいという方、後々は農業を本格的にしていきたいと考えている方などが集まりました。市内在住の當眞千鶴さんは、「これから土づくりや肥料づくりを頑張って学んでいきたい」と意気込みを語りました。