最終更新日:2025年07月12日
市民の移動を支える南城市のコミュニティバス「Nバス」の利用促進を目的に、南城市役所交通政策課が「Nバス 乗り方教室」を開催しました。今回は、つきしろ自治会のミニデイサービスに通う高齢者の皆さんが参加し、実際にNバスに乗って市役所まで移動しました。
Nバスに乗って会場に到着
OKICAや回数券を購入できる場所を案内
教室では、交通政策課の職員が、つきしろ地域のバス停の場所や運行ルート、時刻表の見方などを丁寧に説明。参加者は資料を手に、真剣な表情で耳を傾けていました。
現在、Nバスでは実証事業として市内在住の65歳以上の方等を対象に乗車料金の無料化を実施中(令和8年3月31日まで)。無料で乗車するには、ICカード「NバスOKICA(オキカ)」の利用が必要です。
教室では、実際にOKICAの読み取り端末のデモ機を使った「支払い体験」も行われ、参加者からは「こうやって使うのか」「簡単にできるね」といった声が聞かれました。
交通政策課の職員が丁寧に説明
OKICAのタッチを体感
参加者のひとりは、「去年、運転免許を返納してからは息子に送ってもらっていた。以前にNバスの回数券を買ったけれど使わないままだった。今回の教室をきっかけに、Nバスを使ってみようと思う」と笑顔で語ってくれました。
高齢者の外出機会を増やすとともに、公共交通の利用促進にもつながる取り組み。交通政策課では、自治会や各種団体を対象に「Nバス 乗り方教室」を随時開催いたしますので、ご希望の場合はご連絡ください(南城市役所 交通政策課 TEL 098-917-5386)。