最終更新日:2025年07月10日
このたび、安座真港と久高島の徳仁港を結ぶ航路に、高速旅客船「ニライカナイ」が就航しました。就航記念式典と祝賀会が久高島宿泊交流館で開かれ、新造船の就航を祝いました。
就航する高速旅客船「ニライカナイ」
式典で式辞を述べる内間俊明代表社員
式典では、同航路でフェリーと高速船を運行している久高海運合名会社の内間俊明代表社員、県内の離島に就航する船舶の建造および貸し渡しを行う沖縄県離島海運振興株式会社の城間徹二代表取締役社長が式辞を述べました。高速船の就航に尽力した関係各所へ謝辞を送った内間代表社員は、「安全航海に努め、島の発展に貢献していきたい」と述べました。
祝辞を述べる古謝景春市長
感謝状の贈呈
また、内閣府沖縄総合事務局の本村龍平運輸部長、沖縄県の武田真企画部長、南城市の古謝景春市長が祝辞を述べたほか、造船を担当したツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社の神原潤代表取締役社長へ感謝状と記念品が贈呈されました。
乾杯の挨拶をする内間映子久高区長
カチャーシーで就航を祝う
続いて行われた祝賀会では、島民による歌三線や琉球舞踊で就航を祝いました。乾杯の挨拶をした内間映子久高区長は、「久高島の島民や観光客にとって、安座真・久高島間の船はとても大切な航路です」と述べ、「新高速船は荒波を乗り越えて、安全に、みんなが安心して航海できる船だと感じました」と期待を込めました。
高速旅客船「ニライカナイ」は旅客定員90名で、バリアフリー設備も備えています。安座真港と徳仁港間を約15分で運航します。