最終更新日:2025年06月06日
南城市では、持続可能な社会実現のため、交通環境学習「モビリティ・マネジメント教育(MM教育)」に取り組んでいます。この取り組みの一環として、昨年度に佐敷小6年生を対象に「モビリティ・マネジメント授業」を実施し、児童は市内を走る「Nバス」について学びました。
絵本を掲げる喜久川実知花さん、花城双葉さん、山城陽葵さん
この授業の中で、Nバスの魅力を伝えるための作品づくりが行われ、当時6年生だった喜久川実知花さん、花城双葉さん、山城陽葵さんは絵本を作りました。この度、作成した絵本「学ぼうNバスに乗って」が製本され、3人へ贈呈されました。
絵本の表紙
絵本の一場面
4月に進学し、佐敷中1年生になった3人は、完成した絵本を手にして笑顔を見せました。喜久川さんは「Nバスの良さが伝わるように工夫しました」、花城さんは「作るのがとても難しかった」、山城さんは「やりがいがあって楽しかった」と、それぞれ当時を振り返りました。絵本は、Nバス車内や市立図書館4館、市内の小学校図書館へ届けられ、小学校等での読み聞かせなどに活用されます。
絵本では2人の男の子が主人公となり、Nバスを通してのふれあいや失敗談などのエピソードが描かれ、バスの乗り方やまめ知識などを楽しく学ぶことができます。贈呈式に立ち会った佐敷中の川上一校長は「Nバスの良さ、地域の良さが伝わる絵本。中学校にも置いてほしい」と絶賛しました。