1. 豊年祭「古堅のミーミンメー」五穀豊穣と子孫繁栄を願う(2025/04/29)

豊年祭「古堅のミーミンメー」五穀豊穣と子孫繁栄を願う(2025/04/29)

最終更新日:2025年04月30日

五穀豊穣や子孫繁栄を願う豊年祭「古堅のミーミンメー」が、古堅区で行われました。弥勒(ミルク)様を先頭に地域を練り歩き、道中にある拝所などで「ミーミンメー シーヤープー」と歌いながら可愛らしく踊る子ども達や、勇壮な棒術を披露する姿が見られました。

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    子ども達が可愛い踊りを披露

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    伝統の棒術を奉納

南城市の無形文化財の古堅のミーミンメーは、191年前に首里の赤田から伝わったとされ、古堅独特の行事として受け継がれてきました。区の発祥地とされる「大照屋(ウフティーラ)」を皮切りに、公民館に隣接するお宮、公民館の庭、アシビナーで踊りや棒術を奉納します。

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    弥勒様を先頭に地域を練り歩く

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    弥勒様と一緒にカチャーシー

最後のアシビモー(農村公園)での奉納後には、弥勒様が出演者や来場者とともにカチャーシーを踊り、五穀豊穣と子孫繁栄を願いました。

前日までの雨天が、ミーミンメー当日には雲ひとつない青空になったことを「弥勒様のおかげかなと思います」と表現した與那嶺稔区長は、行事に携わった方々へ感謝の言葉を述べ「なり手不足で伝統を受け継ぐことも難しい状況ではありますが、区民の皆さまの協力と理解をいただき、行事の継承と発展に努めていきたい」と語りました。