1. まちづくり交流拠点施設 市民説明会を開催(2025/01/30)

まちづくり交流拠点施設 市民説明会を開催(2025/01/30)

最終更新日:2025年02月06日

南城市では、市の中央部を先導的都市拠点として位置づけ、南城佐敷・玉城インターチェンジ周辺において、官民連携による賑わいと交流の創出を目指した土地利用を推進しています。その取り組みの一環として、市役所に隣接する形で「まちづくり交流拠点施設」の整備を進めています。

この施設に関する市民説明会を南城市役所で開催しました。

  • まちづくり交流拠点施設 市民説明会

    担当職員による事業説明

  • まちづくり交流拠点施設

    市民の質問に回答

説明会ではまず、現状の公共施設を改修しながら使用し続けるには多額の費用がかかることが示され、施設の再編・統廃合の必要性が説明されました。その上で、分散していたり老朽化が進んでいたりする図書館やサークル活動の場などを集約することで、維持管理費用が圧縮され、市民負担の軽減が図れるとしています。

また、市と民間事業者が協働で運営を担う「事業パートナー方式」により、民間のノウハウを活かしつつ、現在不足している機能を追加することで、快適・便利なまちづくりの拠点となるとし、担当者は「多世代が集い、交流する場として、魅力ある南城市の拠点となることを目指したい」と語りました。

  • まちづくり交流拠点施設のイメージ図

    まちづくり交流拠点施設のイメージ図

  • まちづくり交流拠点施設のイメージ図

    まちづくり交流拠点施設のイメージ図

整備予定の施設には、以下のような機能が備えられる予定です。

  • 書店と融合した図書館
  • 子どもの遊び場
  • サークルやボランティアなどの市民活動拠点
  • 自主学習や仕事ができるワークスペース
  • 高齢者向けの筋力トレーニング「いきいき教室」
  • 民間による多様な生涯学習プログラムの提供

新施設は、市役所と公共駐車場の間にある約2,000平方メートルの敷地に建設される予定で、2階建ての構造となります。設計は令和7年度から開始し、令和9年度の運用開始を予定しています。

市民からの質問と市の回答(概要)

Q. 産婦人科などの病院を入れることはできないか?
A. 本施設には医療関連の入居予定はないが、別途誘致を進めている。

Q. 民間が運営することで有料になるのでは?
A. 図書館等の基本サービスは無料。条例で定める有料サービスについても、市民はできるだけ安価に利用できるよう調整する。

Q. 子どもたちが気軽に来られる移動手段は?
A. Nバス(南城市のコミュニティバス)を活用してほしい(18歳以下80円、65歳以上無料)。

Q. 子どもが空腹になった場合、飲食物を購入できるのか?
A. 飲食店の入居予定はないが、キッチンカーが利用できるスペースを設置する予定。