最終更新日:2025年01月31日
令和6年度の南城市幼小連携事業の一環として、幼児期から小学校へのスムーズな移行を目的とした「架け橋期カリキュラム研修」(主催:南城市幼児教育センター)を実施しました。
研修会の様子
グループで話し合う参加者
研修会には、小学校の教諭と市内の幼児教育施設の保育者が参加し、小学校区ごとにグループに分かれました。
まず、センター長の與儀毅氏(南城市教育委員会統括指導主事)がカリキュラムの概要を説明し、「地域の子どもたちを支えるメンバーとして、目指す子どもの姿を共有していけたら」と話しました。
続いて、参加者同士で小学校入学時に求められる学びのつながりについて話し合い、幼児教育施設での遊びの取り組みや、小学校での学習内容を整理しました。また、家庭や地域との連携の在り方についても意見を交わしました。
参加者からは、「小学校の先生と直接話すことで、スタートカリキュラムの理解が深まった」「さまざまな園の遊びの取り組みを知ることができ、有意義だった」といった声が聞かれました。
また、会場では保育ドキュメンテーションの展示も同時に実施しました。
各園の子どもたちの記録を展示
参加者が気づきを付箋に記入
保育ドキュメンテーションとは、子どもの様子を写真や動画、音声、文章などで記録し、保育の質向上を目指す取り組みです。子どもたちの行動や表情、発言などを観察し、その時の環境や状況を詳細に記録します。
参加者は各園の展示を見て、学び取ったことや共感した点を付箋に書き込み、子どもたちの成長や学びについて理解を深めました。