最終更新日:2024年09月10日
南城市母子寡婦福祉会(仲村恵里会長)と南城市観光協会(知念厚会長)は、観光協会が運営する「がんじゅう駅・南城」に、同福祉会の活動支援を目的とした「募金ができる自販機」を設置したことを発表しました。市内での設置は今回で11台目となります。これまでに、南城市役所や奥武島いまいゆ市場などの公共施設、および賛同した民間事業所等に10台が設置されており、さらに市外にも1台が設置されています。
この自販機には30円と60円の募金ができるボタンが設けられていて、買い物のおつり等で募金できる仕組みになっています。集められた募金は、南城市在住のひとり親世帯の子どもたちの進学や就職を経済的に支援する同福祉会の「人材育成給付金」として活用されます。仲村会長は「ひとり親世帯に必要な支援を分け隔てなくできるように、活動をさらに広げていきたい」と語りました。
観光協会によると、2023年度の斎場御嶽への来訪者は年間25万人以上で、入場券を販売しているがんじゅう駅の周辺には、1日平均400~500人が訪れていることから、多くの募金が集まることが期待できます。知念会長は「地域への還元につながるとてもいい取り組みです。子ども達のためにも応援していきたい」と語りました。