最終更新日:2024年08月22日
旧盆最終日「ウークイ」の翌日にあたる旧暦7月16日、無縁仏をあの世へ送り、五穀豊穣などを願う伝統行事「ヌーバレー」が、知名、安座真、久手堅の3区で行われました。
ヌーバレーは、ウークイの日に帰ることのできなかった霊(無縁仏)を慰め、あの世へ送り返すためのもので、地域の人々が組踊や舞踊といった多彩な芸能を披露します。開催された3区は多くの来場者で賑わいました。
安座真区ヌーバレーでは、伝統芸能保存会が「長者の大主」、「谷茶前」、「鳩真節」を演舞。小中学生によるエイサーも披露され、会場を盛り上げました。
アットホームな雰囲気の久手堅区ヌーバレーでは、PTAによるダンスや児童の空手なども披露されました。メインの組踊「鏡の割」では、情感あふれる舞台に拍手が送られました。
25演目が上演された知名ヌーバレー。青年会による「胡蝶の舞」や「仲里節」、保存会による「松竹梅」や「百姓ヌ按司」など多彩な芸能で来場者を魅了しました。