最終更新日:2024年08月15日
放課後児童クラブ「こどもの家きたクラブ」(渡久地辰樹代表理事)に通う児童が、自ら企画したNバス旅で夏休みの思い出をつくりました。児童はNバスの「1日乗車券」を使い、知念岬や奥武島を巡りました。
同クラブを運営する一般社団法人Leikki mokkiでは、児童が公共機関を利用してルールやマナーなどを学びながら、自分たちの住む地域を探索し、地域を知る機会を作ることを目的に、Nバスを使った市内バス旅を実施しています。昨年、系列クラブの「こどもの家みなみクラブ」では、Nバスアテンダントを招いての出張型「バスの乗り方教室」が開かれ、多くの児童が参加しました。教室で学んだ乗り方や教わったルートを参考にして、「みなみクラブ」でNバス旅が行われたそうです。
今年の「きたクラブ」でのNバス旅では、昨年まで「みなみクラブ」に通っていた児童たちが中心となり、旅のルートを企画しました。その中の一人の具志堅紬生さん(小学5年生)は、昨年のNバス旅の経験を活かして「奥武島にも行けるルートにしよう」と、バスの乗り継ぎを考えました。途中、雨に降られましたが、知念岬公園の景色や奥武島の海を満喫して「またNバス旅をしてみたい」と笑顔で語りました。
市内の公共交通政策を担当する南城市企画部交通政策課では、保育園や放課後児童クラブなどへ出向いての「バスの乗り方教室」を実施しています。子どもたちが公共交通機関を使って自主的に移動できることを知り、行動範囲も広がるきっかけとなります。バスの乗り方教室をご希望の方は、交通政策課(098- 917-5386)までお問い合わせください。