五穀豊穣や地域の安寧を願う中山区の綱曳きが、同公民館前広場で行われました。綱曳き前には子ども旗頭も初お目見えし、会場を盛り上げました。

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  子ども旗頭で盛り上げる

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  力一杯に綱を曳く

同区の子供会に所属する子ども達が手作りした旗頭には、「未来」「希望」の文字と、子ども達の手形が施されています。子供会の宮平裕司会長は、コロナ禍で地域の行事が制限されてきたことに触れて「旗頭で子ども達も行事を楽しんでもらえれば」と、思いを語りました。

少子高齢化により、同区に住む子ども達は減っていますが、出身者の子どもや在住者のお孫さんなども地域行事に参加していて、子ども達の声で賑やかになります。

子供会出身で以前は同区に住んでいた平良大誠さん（南風原高校2年）は「地域の子ども達と遊ぶのが楽しい」と、いまでも積極的に地域行事に参加しています。今回の綱曳きも先頭に位置取り、力一杯に綱を握りました。3回の勝負すべてに参加した平良さんは「綱は重かったけど、とても楽しい」と、充実した表情で語りました。