最終更新日:2023年12月01日
南城市生きがい推進課では、介護予防を目的とした手軽にできる体操メニューを考案し、5名以上集まる団体等(体操サークル立ち上げ希望団体)に対して、自主体操サークルの立ち上げ活動応援事業を実施しています。
足を置くマスを確認しながら
スクエアステップをする参加者
この運動では、ラジオ体操とペットボトルを使った筋力トレーニングを基本メニューとし、併せて専用のマットを使った転倒予防と認知機能向上に効果的な「スクエアステップ」で様々な足踏みを交えた動きを取り入れ、楽しく介護予防に効果的なメニューを紹介しています。
公民館に集まり気軽にできることから、応募のあった10自治会で自主体操サークルの設立を目指し、各公民館で2ヶ月間(8回以内)のサポートが行われています。
ペットボトルを使った筋トレ
ボトルの大きさを変えて重さを調整
2ヶ月間のサポートが終了
記念にスクエアステップのマットを貸与
1番最初に応募した福原区では、この日が最後のサポート日となりました。理学療法士から指導を受けてきた参加者は、慣れた様子で体操などの基本メニューをすすめ、スクエアステップでは難易度の高いステップにも挑戦し、参加者同士で教え合う場面もありました。
運動後には話し合いが行われ「リーダーは作らず、自主的にできる人で回していきたい」と、同区では自主体操サークルを設立して自主運営することになりました。
参加者からは「区民にも体操を広めて、参加者を増やしたい」や、「週1回からはじめて、人数が増えれば開催日を増やして都合の合う日に参加できるようにしたい」などの前向きな声があがりました。