1. 津波古公民館 1day防災キャンプ(2023/10/08)

津波古公民館 1day防災キャンプ(2023/10/08)

最終更新日:2023年10月13日

地域住民の防災意識の向上を目的に、災害時に使用する避難経路を歩き、テント設営や防災に役立つ訓練をする『1day防災キャンプ』(主催:津波古公民館)が、同区で初めて行われました。

イベントには事前に申込みをした18名の区民が参加し、日本防災士会沖縄県支部に所属する防災士が協力しました。午前10時に公民館へ集合した参加者は、地域の避難所となっている馬天小学校までを歩き実際の避難経路を確認しました。公民館に戻ると広場でテントを設営して、避難所などで配られる保存食で昼食をとりました。

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    初期消火訓練の様子

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    ロープの結び方を習う

午後には防災訓練が行われ、水消火器を使った初期消火訓練、ロープの結び方、ダンボールで作る椅子や新聞紙などで作るスリッパなど、災害時に役立つ技術を防災士から学びました。

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    新聞紙でのスリッパ作り

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    ダンボールで椅子を作る

馬天小に通う松田蒼祐さんは、父親の浩平さんなど家族と一緒にイベントに参加。浩平さんは「日中の避難は暑くて大人でも大変だった」と、避難訓練の必要性を感じた様子でした。おじぃちゃんを車椅子に乗せて小学校まで避難した蒼祐さんは「車椅子を押すのはとてもキツかった。公民館に戻ってからやったテント立ても少し難しかった」と振り返りました。

宮城雄一区長は「イベントをきっかけに、地域での防災に目を向けてほしい」と語りました。