1. 奥武島で3年ぶりにスクの水揚げ(2023/07/18)

奥武島で3年ぶりにスクの水揚げ(2023/07/18)

最終更新日:2023年07月19日

奥武島でスク(アイゴの稚魚)が3年ぶりに水揚げされました。旧暦6月1日と7月1日の前後に水揚げされるスクは『海人のボーナス』とも呼ばれていますが、奥武島では水揚げがない年が続いていました。

  • 奥武島で3年ぶりにスクの水揚げ(2023/07/18)

    3年ぶりのスク水揚げ

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    船上でスクを袋に入れる

3日前から船を出すも水揚げはなく、旧暦6月1日となった18日に待望の釣果。漁師らは安堵した表情を見せました。

この日は早朝から出港し、1回目に奥武島周辺で漁を行いましたが、水揚げはありませんでした。2回目の漁では知念のコマカ島周辺まで足を伸ばし、各船で100kgほどのスクを水揚げし、夕方に奥武漁港に戻りました。

奥武島漁業組合の嶺井藤夫組合長は「大漁のときは1トンくらいある。少しでも水揚げがあれば助かる」と話しました。