最終更新日:2023年03月03日
e-スポーツを通じて高齢者の介護予防、認知症予防、引きこもり対策、生きがいづくりなどを目的とした『介護予防におけるe-スポーツ実証事業』(主催:南城市 協力:南城市社会福祉協議会)が、知念社会福祉センターで開かれました。
今回のモデル地区に選ばれた知名区と知念区の高齢者が、チーム対抗戦とトーナメント(個人戦)を楽しみました。
対戦したゲームは、画面を横に流れる音符を、音楽に合わせてタイミングよく叩く『太鼓の達人』です。今日に向けて練習を重ねてきた参加者は、相手との点差を確認しながら音楽に合わせて手を動かし、足でリズムを踏むなどして、頭と体を使って楽しみました。
参加者の最高齢は86歳で、80代同士の対戦など白熱した試合が展開され、見事な逆転劇が起こると「したいひゃー(やったー)」と歓声があがり、会場は大盛りあがり。負けた方も「最後がうまく叩けなかった」と笑顔でチームメイトに語るなど、楽しく介護予防をしながら交流を深めました。