1. 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために。『第1層協議体・地域ケア会議』開催(2023/02/24)

住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために。『第1層協議体・地域ケア会議』開催(2023/02/24)

最終更新日:2023年03月02日

住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される『地域包括ケアシステム』の構築の実現に向けた『南城市生活支援体制整備事業』の、令和4年度の『第1層協議体・地域ケア会議』が開かれました。

第1層協議体の委員は、南城市民、第2層協議体から引き続き参加する方、行政関係者で構成されています。第2層協議体で各地域からあがった課題や対応について方向性を示し、地域課題と判断した場合は南城市地域包括ケア推進協議会へ提起する役割を担います。

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    グループワークの様子

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    意見をまとめて発表

今回の会議では、市内4地域で開かれた『第2層協議体・地域ケア会議』で多くの声や意見があがった『地域のつながり(担い手)』をテーマにすすめられました。

第2層協議体でのアイデアや取り組み案から選ばれた、『①保育園での地域ミニデイサービスの実施』、『②自治会への加入促進のチラシ・ポスターの作成と配布』、『③自治会の公式LINE作成・運営の勉強会』の中から、参加者は①を議論するグループと、関連性が高い②と③を議論するグループに分かれ、グループワークをすすめました。

保育園での地域ミニデイサービスの実施ついては、受け入れ態勢などの調整が必要としつつ、高齢者と園児との交流では「方言での絵本の読み聞かせや、昔の遊びもできるのでは」との意見があがりました。

自治会への加入促進のチラシ・ポスターにいては、自治会を紹介するサイトにつながるQRコードを入れるなど、若い世代を取り込み、地域へつなげる方策などが示されました。

松原正太委員長は「QRコードはとても興味深い。スマホひとつで自然に加入できるようになると、地域にでていこうという気持ちになるのでは」と、アイデアを賞賛しました。

今回の会議で地域課題として判断した場合は、地域包括ケア推進会議に提起していく予定です。

 

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