1. 本公演に先駆け。組踊「大城大軍(うふぐしくたいぐん)」上映会(2023/02/04)

本公演に先駆け。組踊「大城大軍(うふぐしくたいぐん)」上映会(2023/02/04)

最終更新日:2023年02月14日

大城区に伝わる伝統の組踊「大城大軍(うふぐしくたいぐん)」。今年11月には、10年に一度の公演が予定されています。それに先駆け、機運を高めようと同組踊を収めた映像が大城公民館で上映されました。

  • 本公演に先駆け。組踊「大城大軍(うふぐしくてーぐん)」上映会
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屋外の広場で特設の大型スクリーンに映し出された組踊は迫力満点。「大城大軍」は、大城按司の息子・若按司が、父親の仇を討つため、佐敷按司とともに大里按司へ攻め込む物語。今回上映された映像は、43年ぶりに復活上演された平成元年の舞台。

住民による解説も入り、次世代の若者や子ども達にも分かりやすく上映されました。クライマックス、若按司が大里按司にとどめをさす場面では、会場から「シタイヒャー!(やった!)」などの掛け声が飛びました。

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普天間邦夫区長は「11月の本番を前に、あまり興味のない住民に対して、解説をつけてわかりやすくし、興味を持って欲しいと思った」と、今回の企画の主旨を説明。

大城区文化保存会の城間努会長は、これまで3回出演。演者の担い手不足が課題とし、「今回の上映を見て、興味を持った方が出演に手を挙げてくれたら」と期待をにじませました。