最終更新日:2023年01月20日
南城市内の市民活動やサークル活動、なんじょう市民大学の学生による活動などを展示・紹介する「なんじょう市民活動フェスタ」が、南城市文化センター・シュガーホールで開催されました。
ロビーでは活動の展示やプレゼンで賑わい、ホールでは公民館などで活動するサークルの皆さんがステージを彩りました。
また、プレゼンコーナーでは、なんじょう市民大学12期生の皆さんが2年間の課程の中で活動してきた成果を発表。4つのチームがまちづくりの課題意識、調査の過程、これまでの活動やこれからの予定などを説明しました。南城市民の市民活動に対する関心の高さや底力を感じされる催しとなりました。
「魅力発信や交流、環境といったまちづくりの課題は、すべてアートが役立てられるのではないかと思った」と語るアートチーム。アートを見て、聞いて、対話することで、地域の魅力発見や交流を生むことを目的に、これまで市内の展示会や建築物、美術館などを巡り、そこで出会った人々と対話を重ねてきました。市内のアート資源を通して、多様な人々との交流が深められたとし、今後もアーティストトークなどを企画していくとのことでした。
「いろいろな人が、いろいろなことをしたい。そんな中で、まずは絆を深めよう!」という、とても基本的で、とても大切なことを目的にしたみるくゆんたくチーム。それぞれが得意なパンづくり、史跡めぐり、花植えを通してお互いのことを知り、楽しく活動できたそうです。「活動を通して信頼できる仲間づくりができた。これからも月1回集まり、交流を深めていきたい」と抱負を語りました。
「本当に地元の良さを知っているだろうか」との問いからスタートした魅力発信チーム。なにげない場所の魅力に意識を向けると同時に、すでにある地域巡りのプログラムを体験してきました。今回、南城市上がり太陽プランの助成を受け、2023年2月12日(日)・19日(日)に「前川ウォーキングまーい」を実施予定。また、船で海上から南城市を巡るというアイデアをもとに、ドローンを使って制作した動画も好評でした。
「ハートのまちはゴミだらけ!?」というショッキングなキャッチコピーのポスターを制作した環境チーム。「行政からは過激すぎて言えないことも、市民発信なら強いメッセージを出せる」と市民活動の利点を活かしました。「自分からポイ捨てはしないけど、他人が捨てたごみを拾うまではできない」という市民をターゲットに、目についたごみを家に持ち帰れるよう「マイごみ袋」の携帯を呼びかけています。ポスターを設置した場所の中には効果が発揮された場所も。これからの活動の広がりに期待です!