最終更新日:2022年12月22日
『元気ムーチーまつりinにしばる2022』(主催:南城市大里西原活性化協議会)が、大里城址公園 三の郭・音楽堂と、大里城址公園体験交流センターで開かれました。
大里西原区は鬼ムーチー発祥の地として知られていて、旧暦12月8日に近づくこの時期に大里地区の区長やOB、地域の有志メンバーが『うふざとヌ ムーチー祭』を開催していました。しかし、近年は新型コロナウイルス感染症の影響で、中止が続いていました。
そこで、西原区の魅力を活かした町おこしをしている『南城市大里西原活性化協議会』が中心となり、『元気ムーチーまつりinにしばる2022』として、新たな形で復活しました。
イベントでは、コロナ前に開催していた『うふざとヌ ムーチー祭』の実行委員によるムーチーづくり体験のほか、民具づくり、楽器ふれあい体験、サッカー教室などが開かれました。
メイン会場となる大里城址公園 三の郭・音楽堂では、西原区のご年配の方からの聞き取りによる『鬼ムーチー』の伝承をもとに、あらたに創作した『ムーチー絵本』の読み聞かせが行われました。また、沖縄国際大学の芸能文化サークル『ピリカウタリ』による創作舞踊では、鬼ムーチーから着想を得た演舞が披露されました。
同協議会の新里修三さんは、親子で楽しめる体験や、地域の資源を活かしたイベントを企画。来年以降も開催を予定していて「鬼ムーチー発祥の地を発信していきたい」と、意気込みを語りました。