最終更新日:2022年12月15日
今年度の海外移住者子弟研修生として、9月27日から市内外で研修を行なってきた早藤ソフィア夏美さんの研修成果発表会と修了式が、市役所1階の大会議室で開かれました。
アルゼンチン共和国で生まれ育った早藤さんは、祖母が大里字古堅区出身。アルゼンチンでは大学の医学部に在籍し、スペイン語と英語が堪能です。
研修期間中には日本語のほか、琉球料理、三線、空手教室など沖縄の文化・芸能も積極的に学びました。祖母が生まれた古堅区では区の行事にも参加。また、琉球大学病院や東雲の丘では視察研修を行いました。
南城市での受入家庭や、研修での講師、古堅区の関係者などが集まった会場で、早藤さんは空手と三線を披露。会場からは大きな拍手がおくられました。
早藤さんは研修以外でも、世界のウチナーンチュ大会や県内のイベントへ積極的に参加。世界の若い世代のウチナーンチュや、県内の大学生とも交流を深め「毎日が刺激的で楽しかった」と振り返りました。
最後に、研修に関わったすべての人へ感謝のことばをおくり「研修で学んだたくさんのことをアルゼンチンの若い人たちと共有し、アルゼンチンと沖縄、南城市の繋がりが途絶えないようにしたい」と、抱負を語りました。