最終更新日:2022年11月29日
『令和4年度 南城市総合防災訓練』が、南城市役所本庁舎で実施されました。
設置された災害対策本部
被災状況などの情報を集約
市役所各課で市内各所の
被害状況を確認
この訓練は、災害発生直後の初動期を主たる対象として、市役所職員一人ひとりが、迅速かつ適正に災害対策を実施できるよう、各職員がとるべき行動を訓練することにより、大規模災害発生に備え市民の生命・財産を守ることを目的とした訓練です。訓練には市役所職員のほか、被災者役として市民が参加しました。
情報をもとに指示をする災害対策本部長
市役所庁舎に開設した避難所での受付対応
午前8時に沖縄県で大地震が発生したことを想定し、各職員へ参集のメールが届くところから訓練は始まりました。参加した職員には災害の季節、曜日、時刻、天候などの必要最小限の情報のみ伝えられました。
体調が急変した避難者への対応
避難所ではコロナ対策も実施
災害対策本部の設置、市役所庁舎での避難所の開設、被災者の受け入れなどの現場での対応や、市内各所の被害状況の収集、消防や医療体制との連携など災害発生時の具体的な対応を想定した訓練が行われました。
自衛隊による炊き出し訓練(避難所前)
訓練後に開催された 沖縄気象台の防災講演会
災害対策本部長として指揮をとった古謝市長は、もしもの時のために繰り返し訓練をする必要性を説き「緊張した中での対応ですが、市民を守る使命を持ってがんばっていただきたい」と、職員をねぎらいました。
同日の午後には、市役所庁舎に隣接する公共駐車場で『緊急消防救助隊九州ブロック合同訓練』の部隊運用訓練が行われました。
緊急消防救助隊九州ブロック合同訓練
(倒壊危険学校施設における救出訓練)
緊急消防救助隊九州ブロック合同訓練
(座屈倒壊建物における救出訓練)
公共駐車場はサテライト会場と使用され、県内と九州の消防緊急消防救助が集結し、被災地での応援活動の訓練を行いました。