1. 奥武島漁業組合創立120周年式典(2022/09/24)

奥武島漁業組合創立120周年式典(2022/09/24)

最終更新日:2022年09月28日

創立120周年を迎えた奥武島漁業組合(嶺井藤夫組合長)が、同漁港で記念式典を執り行いました。
 

  • 奥武島漁協組合創立120周年式典(2022/09/24)

    式辞を述べる嶺井組合長

  • 奥武島漁協組合創立120周年式典(2022/09/24)

    感謝状・功労賞の受賞者(前列)

同組合は明治35年(1902年)3月8日に、島出身で衆議院議員の大城幸之一氏を初代代表理事組合長として、理事4人、組合員118人で創設されました。

過去には2度の海難事故で尊い命が失われる大惨事がありましたが、歴代組合長や組合員、島の住民が一致団結して困難に打ち勝ち発展を続け、120周年を迎えました。

現在では漁船が大型化され、近代的な機器類を搭載した安心安全な漁業や、もずく漁などで多くの後継者が育ち、組合員71人のうち30代から40代が半分を占めるなど、発展を続けています。

嶺井組合長は式辞で、先人が築いてきた組合の歴史と、うみんちゅとしての団結力を称え「これからも伝統ある奥武島のうみんちゅとして、漁業の発展に頑張りたい」と述べました。

約200人が集まった式典には、来賓として西銘恒三郎衆議院議員、古謝景春南城市長、座波一沖縄県議会議員も出席しました。古謝市長は、いまいゆ市場の増設や、大型漁船に対応する漁港の計画にふれながら「水産振興に取り組んでいきたい」と、祝辞を述べました。

また式典では、元組合長やハーリー船造りといった功績を称えた感謝状などの贈呈式が行われ、安次富幸勝さん、嶺井達也さん、嶺井藤一さん、知念正次郎さんに感謝状や功労賞などが贈られました。