最終更新日:2022年09月16日
週末農業や家庭菜園などの経験を通じ、将来的に持続可能な農業を目指しながら、南城市の農業における課題解決を担える人材を育成することを目的とした『なんじょう市民農業大学』(古謝景春学長)が開講しました。
今年度から始まった市民農業大学では、1期生となる10名が入学しました。座学やフィールドワークなど12講座を半年かけて受講し、農業のノウハウを学びます。
開講式で古謝学長は、循環型農業や多様な価値観を取り入れた農業大学の特色をあげ、「志を共にする10名の仲間が、充実した学園生活を送れますよう祈念します」とエールをおくりました。
ボランティアで子ども食堂を支援している嶺井かおりさんは、子ども達に安心安全な野菜を提供したいと、入学を決意。「土づくりから学び、自分で作った野菜を子ども達や家族に食べてほしい」と、意気込みを語りました。
開講式後には第1回目の講座が開かれ、作物の基礎知識や沖縄の環境に合った農業方法などを学びました。