最終更新日:2022年09月14日
旧暦8月15日、十五夜。400年以上の歴史があると言われている玉城区の伝統の「獅子舞」が、3年ぶりに披露されました。
ワクヤーに導かれる獅子
近くで見る迫力満点の獅子
村の守神として大切にされている玉城区の獅子。十五夜の日中には地域の拝所を巡る行事があり、夜には棒術と獅子舞が披露されます。コロナ禍で演舞は中止が続いていましたが、今年は棒術と獅子舞がそれぞれ1回ずつと、通常より回数を減らして行われました。
久しぶりに獅子の頭(かしら)をするという稲福恭さんは「伝統を引き継げるよう、一生懸命やりたい」と意気込み。稲福哲雄区長も地謡で参加し、歌三線に合わせて舞う玉城区独特の獅子舞を引き立てました。
月が出る時間に合わせて演舞が始まると、観覧に集まった区民からは大きな拍手がおくられ、伝統の獅子舞を堪能する様子が見られました。