最終更新日:2022年08月18日
無縁仏をあの世に送り、豊作を願う伝統行事「ヌーバレー」が、知名で3年ぶりに開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、直近の2年間は舞台公演が中止となっていました。
例年は30演目ほど上演されますが、今年はメインの演目に絞って上演時間を短縮し、演目によっては演者を減らすなど感染防止対策を講じました。また、ヌーバレーの開催も地域の方のみに伝えて来場者数を減らし、観覧中もマスク着用を呼びかけました。
通常とは違った形での開催でしたが、演者の熱のこもった舞台に、観客からはあたたかい拍手が贈られました。
仲宗根清区長は、コロナ禍でヌーバレーが開催できない年が続き「伝統芸能が途絶えないか、心配の声があった」と語りました。それでも地域が結束して開催できたことに安堵し「子ども達も一生懸命に練習をしてきた。来年は本来の形でできれば」と、感染症の収束を願いました。