最終更新日:2022年03月30日
3月28日から30日にかけて、元プロ野球選手による野球教室、人気野球系YouTuberと女子ソフトボール日本代表選手による講演会などが市内で開かれました。南城市青少年育成市民会議と市教育委員会が主催。
28日には新開球場で元プロ野球選手による野球教室が開かれました。打撃、守備、投球、走塁について実演を交えながら、市内の少年野球チームに所属する5・6年生が指導を受けました。
スピードガンコンテストやホームラン競争も開かれ、迫力のプレーに会場はわきました。
股関節と肩の開きを意識した投球を習った児童は「球が速くなるかも」と、ピッチングのコツを掴んだ様子でした。
29日には、前日の野球教室にも参加した人気野球系YouTuberのクーニンさんと、元女子ソフトボール日本代表の長﨑望未さんによる講演会が、市役所1階大会議室で開かれました。
会社員からYouTuberへ転身し、7年間で総再生数4.9億回の人気野球系YouTuberとなったクーニンさん。市場の変化を見極め、独自の切り口で新たな分野を開拓して野球系YouTuberの地位を確立。「やり続けることで奇跡が起こる」と、野球への情熱が大リーグで活躍するダルビッシュ有投手の目に留まり、現地でコラボレーションが実現した経緯を熱く語りました。
小学3年生でソフトボールに出会い、6年生でプロ選手になる夢を持ち、日本代表選手になり世界大会で優勝を勝ち取った長﨑望未さん。成功体験だけはなく、学生時代のケガや実業団時代の挫折についても語りました。
現在はスポーツキャスターやYouTubeなどのメディアの仕事のほか、アパレル業やデザインも手がけるなど幅広く活躍。「夢を叶えることも大事だけど、自分の好きなことも大事。好きなことをたくさん見つけほしい」とエールをおくりました。
長﨑さんは翌30日に大里中学校へ赴き、同校女子ソフトボール部を指導。打撃や捕球などの指導では「イメージしないと体は動かない」と、試合中に無駄な動きがでないように、しっかり考えながら練習をすることを伝えました。
同部キャプテンの大城織花さんは「バッティングの細かい部分を教えてもらった。試合でヒットが打つことができそう」と笑顔で語りました。