最終更新日:2022年03月30日
玉城中学校の美術教室前が色鮮やかに。美術担当の翁長武由教諭をはじめ、生徒や職員6名が壁画制作に取り組みました。
それまで、美術教室前の廊下の壁はペンキがひび割れた状態。離任を前にした翁長教諭が「壁を白く塗り替えて離任しよう」と考えていたところ、事務職員の仲地真希さんが「美術教室の前なのだからもっとアートな空間にしてもいいかも」と提案。馬天小学校の喜久川稔教諭や生徒たちに呼びかけ、6名のチームで3月中旬から取り組み始めました。
生徒で参加したのは、新学期から3年生になる田場文菜さん、エスピノーサ・アンジェラ・愛梨さん、泉結菜さんの3名。早朝から夕方まで一日中描き続ける日もしばしば。田場さんはアニメのキャラクター、愛梨さんは風船や翼など空のイメージ、泉さんはハートをモチーフにした柄など、それぞれ異なった得意分野が空間を飾ります。
玉城中学校に美術部はなく、参加者は日頃から美術に携わっているわけではありませんが、壁画で彩られた一画はアートの楽しさにあふれています。
家族がアート好きな愛梨さんは「最初は楽しくて、やっているうちに、アートの道に進みたいなと思うようになりました」と話し、今回の壁画が良いきっかけになっている予感。新学期に登校してきた生徒たちにも、良い刺激になるかもしれません。