「わたしの仕事の原動力〜農業ってステキだ！〜」をテーマに、農業に従事している女性による討論会『第2回南城市農業女子フォーラム』（主催：南城市、南城市農業委員会）が、市役所1階の大会議室で開催されました。
 

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  農業のやりがいや楽しさを語る

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  会場の様子

市内外から農業に携わる女性4名が登壇。生産、加工、販売などそれぞれの立場から農業の楽しさ、苦境を乗り越えた原動力などを、経験談を交えて語りました。

【登壇者】
喜納 玲さん （南城市、ハーブ農家、クリアファーム代表） /  與儀美奈子さん（糸満市、マンゴー農家、よぎ農園代表）/
大城清美さん（南風原町、大城野菜生産農園加工所代表） / 多和田敬子さん（有限会社ハッピーモア取締役）/
ファシリテーター 大濵 絵里子さん
 

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  喜納玲さん

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  與儀美奈子さん

那覇市から南城市新里に移り、自分に合う農業を模索する中でハーブに出会い、栽培を続けている喜納さんは「農業をやり続けるためには無理をしなしことが大切。いまは自然体で楽しい」と笑顔。2人の息子さんも農業を始めているそうで「南城市を農業で盛り上げたい」と強い思いを語りました。

「叔父がつくるマンゴーが美味しかった。これを繋げていきたい」との思いで、マンゴー農家の叔父さんから事業を継承した與儀さん。農業について「ひとりではできない。いろんな方に支えられている」と、周りへの感謝とネットワーク作りの大切さを話しました。
 

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  大城清美さん

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  多和田敬子さん

「自分の限界をつくらない」と、規格外のかぼちゃを加工し、新たな商品を生み出した大城さん。商工会に加入し、視野と繋がりをひろげて加工施設を作った経緯を話し、挑戦する意義を熱弁。

宜野湾市で野菜直売店「ハッピーモア市場」を設立した多和田さんは「スタッフはほぼ女性が占めています。女性ならではの視点で、作り手の思い伝えられる市場にしたい」と、生産者と消費者の繋ぎ手としての思いを語りました。
 

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  相談会の様子

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  新鮮野菜を求め賑わう

トークイベント後には、登壇者などによる農業相談会が開かれたほか、会場外では野菜販売会が行われ、多くの来場者で賑わいました。