1. 第14回 琉歌募集事業 受賞者表彰式&文化講演会(2022/03/13)

第14回 琉歌募集事業 受賞者表彰式&文化講演会(2022/03/13)

最終更新日:2022年03月16日

令和3年度『第14回 南城市琉歌募集事業』児童の部の表彰式と文化講演会が、市役所1階の大会議室で行われました。表彰式では児童生徒優秀賞を受賞した5名のうち出席した3名へ、上原廣子教育長より表彰状が手渡されました。
 

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    表彰式の様子

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    記念撮

今回は児童生徒の部178首、一般の部80首の応募があり、それぞれ5作品が入賞しました。(児童の部の入賞作品は広報なんじょう2月号17ページに掲載)

今年度は初めて市内すべての中学校で琉歌の特別授業を実施するなど、同事業は新たな段階へ。コロナ禍で昨年度より応募数は少し減りましたが、審査員からは「4つの中学校から応募があるなど若い世代へ広がりを感じる」と事業への期待が語られました。
 

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    講師の平田大一さん

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    ダイナミック琉球を披露


表彰式後には、演出家の平田大一さんを招いての文化講演会が開かれました。「2022年は尚巴志生誕650年、中山王即位600年のタイミングで南城市に呼んでいただけるとは」と、嬉しさをにじませた平田さんは、自身が手掛ける『鬼鷲〜琉球王尚巴志伝物語』など、沖縄各地の歴史的偉人を題材とした『現代版組踊』の制作意義や、活動の全国的な広がりを語りました。

平田さんは「南城市佐敷は尚巴志の里。自分たちの足元にある歴史を見つめ、子ども達が誇りを持つ取り組みを」と、尚巴志をテーマにした市民参加型の劇の定期公演化と、アニメーション制作を提案。来場者は熱心に聞き入り、琉球王朝を築き上げた郷土の英雄へ思いを馳せました。

最後は『鬼鷲〜琉球王尚巴志伝物語』でも使われる『ダイナミック琉球』太鼓とアカペラで披露。来場していた舞台を経験した子ども達も飛び入り参加し、会場は拍手に包まれました。