最終更新日:2022年03月09日
3月4日は、沖縄の伝統楽器のひとつ『三線(さんしん)』の日。県内各地で三線の演奏や舞台などが開かれ、賑やかな一日となります。
南城市でも恒例となった南城市文化協会による「さんしんの日」舞台イベントが、がんじゅう駅南城の屋外特設ステージで開かれました。
天候にもめぐまれ、斎場御嶽や知念岬公園を訪れていた観光客などが足をとめ、軽やかな三線の音と華やかな舞踊を楽しむ姿が見られました。
さんしんの日に合わせて、佐敷にある照喜名三味線店が製作した「なんじぃ」デザインの三線もお披露目されました。
コロナ禍で三線を始める方が増えているそうで、店主の照喜名朝尚さんは「なんじぃの三線があったらいいとの声があり、初めての方や子どもでも手に取りやすいようにデザインしました」と語ります。
自身がデザインされた三線の噂を聞きつけ、ステージに駆けつけたなんじぃ。サプライズで三線をプレゼントされたなんじぃは、さっそく「てぃんさぐぬ花」を披露して会場を沸かせました。
3タイプの柄があるなんじぃ三線は、家に飾っても映えるデザイン。ケースや譜面など初心者でもすぐ始められるセットで販売。照喜名三味線店と南城市地域物産館で購入できます。