最終更新日:2021年07月30日
あざま共同売店を営む藤原明美さんが、市内の複数店舗で本を貸し出す『ハート図書館』の取り組みをはじめました。アフターコロナを見据え、長期滞在や市周遊を楽しむ新たなツールとして、参加店舗を呼びかけています。
『ハート図書館』のロゴマークと本を手に参加を呼びかける藤原さん(あざま共同売店
安座真港近くに店舗がある共同売店では、オープン当初から久高島で過ごす観光客や地元の方に本を貸し出していたそうです。コロナ禍で観光客は減っていますが、収まった後に「南城市でゆっくり過ごしてもらえる方が増えてほしい」と、ハート図書館の取り組みを市内の店舗などに声をかけました。
現在、同共同売店を含む市内6店舗が参加し、あわせて約200冊の蔵書で展開。借りた本はどの参加店舗でも返却でき、本のジャンルなどは各店舗で自由に設定できます。今後は、参加している店舗を載せた『図書館マップ』を作成し各店舗に配るほか、市内の宿泊施設や観光施設などへ配布して新たな参加店舗を増やしていく予定です。
南城市の新たな旅のスタイルにつながる取り組みに、藤原さんは「市の良さを見直してもらえるのでは」と期待を込めます。
ハート図書館のお問合せは、あざま共同売店まで。
電話 098-987-6122
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