1. 古堅区で園児がミーミンメー (2021/05/12)

古堅区で園児がミーミンメー (2021/05/12)

最終更新日:2021年05月14日

旧暦4月1日に行われる古堅区の伝統芸能『ミーミンメー』は、新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年に続きことしも中止となりました。
 
区主催としての行事は拝み行事のみとなりましたが、同区内にある『むぎの子共同保育園』の4歳児と5歳児が、公民館前広場でミーミンメーの可愛らしい踊りを披露しました。

 

古堅区で園児がミーミンメー (2021/05/12)

ミーミンメーの踊りを披露する園


例年、保育園では園児が行事に参加していました。しかし、2年連続の中止で年長の5歳児がミーミンメーを踊らないまま卒園してすることになり、「4歳児と5歳児だけでも踊らせてほしい」と、区へお願いをしました。
 
区ではかつて、ミーミンメーの踊りの主役の子ども達が集まらない時期があり、その時に園児が参加したことから、徐々に参加者が増えた経緯があました。
今回は区が協力をして、旧暦4月1日の拝み行事の前に公民館前広場で園児がミーミンメーを踊ることになりました。
 
地謡には新里進区長や区の関係者ほか、園児の保護者も参加して子ども達の踊りを盛りあげました。
 
保育園の宮平美和子園長は「せめて踊りだけでもと思い、区にお願いをしてみてよかった。地域と交流ですることで、子ども達も地域の伝統が体に染み込んでいくはず」と、区の協力に感謝しました。
 
新里区長は「来年はコロナ前のように行事ができるようになってほしい」と語りました。