最終更新日:2020年07月27日
幼稚園教諭や小中学校の養護教諭などを対象とした『新型コロナウイルス感染症予防対策除菌指導研修』(主催:南城市教育委員会 教育指導課)が、玉城中学校体育館で開かれました。公立学校向けの除菌指導研修は県内初です。
講師をつとめたのは、新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船『ダイヤモンドプリンセス号』で消毒作業にあたったメンバーの1人で、株式会社レリック琉球の代表取締役の神野敏幸さん。参加した市内の養護教諭や教頭など20名は、プロ直伝の除菌方法を学びました。
神野さんは「どんな薬剤でも除菌方法は同じです。正しい除菌方法を周りに伝えることが大事です」と話し、手袋は2重にして感染リスクを避ける、一方方向に拭き上げることなど、実技を交えながら除菌のポイントを伝授しました。
玉城中学校の金城歌奈子養護教諭は「学校でやり方を統一できれば、短時間で効率よく除菌作業ができる。保健便りなどで保護者にも伝えていきたい」と期待を寄せました。
同日の午前中には、放課後児童クラブの児童支援員を対象とした除菌研修会が行われ、市内の各児童クラブからの代表者など約30名が参加しました。