最終更新日:2022年08月25日
地域の伝統が色濃く残る大城区で、3年ぶりに青年会によるエイサーが披露されました。
コロナ禍でエイサーを披露することができなかった大城青年会では、今年こそはと、6月から練習を重ねてきました。徳元亮平会長は「3年間空いているので、踊りが崩れないように練習をしてきた。50分間、踊り続ける体力も戻してきた」と意気込みを語りました。
本来であれば豊年祭が開催され、伝統の綱曳きとエイサーを予定していましたが、感染症の急拡大により豊年祭は10月に延期になりました。
普天間邦夫区長は「青年会のがんばりを無にしないためにも、各役員からエイサーだけでも開催してほしいとの声があがった」と、感染対策を講じながら『エイサーの夕べ』として披露できる場を設けました。
徳元会長は就任した年にコロナが全国に拡大したため、青年会としてエイサーを踊れない日々が続きました。伝統の継承のため、今年まで会長を続け「披露できる場があり、ありがたい」と、感謝の言葉を胸に演舞しました。