最終更新日:2020年01月09日
嘉数さんは歴史文化とエンターテイメントの融合をテーマに、様々なメディアで活躍されています。満席の会場からは度々どっと笑いが湧き起こりました。
「首里城正殿はなぜ西を向いているのか」などの問いかけから始まり、南城市の離島・久高島が首里の東方にあり「太陽が生まれる穴」として神聖化されていたこと、権力者が太陽の動きを利用して権威を高めたことなど、首里城と南城市の関係性を解説しました。
折しも10月31日には首里城正殿などが炎上。嘉数さんは「首里城が炎上し、今私たちの心はぽっかりと穴が空いている状態。けれど、歴史を知っていくことがその穴を埋めることにつながる。歴史的に南城市は首里・琉球の精神的な支えになっている」とし、今後南城市が果たす役割への期待を語りました。