1. 中村透先生を偲ぶ シュガーホールで追悼イベント(2019/03/21)

中村透先生を偲ぶ シュガーホールで追悼イベント(2019/03/21)

最終更新日:2019年02月27日

元シュガーホール芸術監督で、作曲家の中村透先生が2月7日にお亡くなりになりました。

県内初の音楽専用ホールとして誕生したシュガーホールの設立に尽力し、芸術監督としてクラシックコンサートや市民参加型ミュージカルを開催し、南城市の音楽や芸術文化振興に貢献した中村先生の追悼イベントが同ホールで開かれました。

ステージには縁のある方々が次々と登壇し、先生を偲びながら思い出を振り返りました。

同ホールの開館時にスタッフとして一緒に働いた国吉佐知子さんは、中村先生が作曲した作品について「沖縄の音楽とクラシックを融合してそれぞれの良さを引き出した美しい曲ばかりです」と、沖縄を愛した先生の沖縄音楽へのリスペクトが散りばめられていると語り、ビオラの演奏を奉げました。

中学生の時にホールが開館した平良優子さんは「ホールでこっそりピアノを弾かせてもらいました」と当時の思い出を語りました。その後、シュガーホール新人演奏会への出場やジュニアコーラスの指導などシュガーホールに携わるようになり「先生がいたからシュガーホールに出会えた」と振り返り、ピアノ演奏で故人を偲びました。