1. 武田さんご夫婦が救急功労で表彰(2019/02/04)

武田さんご夫婦が救急功労で表彰(2019/02/04)

最終更新日:2019年02月06日

東部消防組合消防本部は、昨年12月24日に西原町字掛保久地内道路(内間小那覇線)で発生した車内にて意識を失った男性の心肺停止事案において、迅速かつ的確な救命リレーを行い、尊い人命を救ったとして、南城市在住の武田孝士さんと純子さんご夫婦など5名へ救急功労表彰状と記念品を贈呈しました。

 

武田さんご夫婦は対向車線を走行中に現場を目撃し、自車を安全な場所にとめて救助に加わりました。数人で心肺蘇生を交代で行い、同じく救助に駆けつけた近くの介護老人福祉施設の職員が持参したAED(自動体外式除細動器)を使い心臓マッサージをして、救急車が到着するまで救命活動を続けました。病院に搬送された男性は一命をとりとめ、社会復帰できるまで回復しているそうです。

職場で救急救命講習を受講したことがある孝士さんは、心肺蘇生とAEDを使ったことで命をつなげることができたと振り返り「自動音声による指示があるAEDは誰でも使うことができます。福祉施設やコンビニになどにも設置されていいて、AEDを持ってくるだけでも命のリレーに携わることができます」と語りました。

看護師の経験がある純子さんは、今回表彰された方以外にも、現場で協力してくれた方々がいたとことにふれ「要救助者を安全な場所へ移したり、救急車が通りやすくなるように車を誘導したりすることも立派な救命活動です。みんなの協力があれば救命率もあがるはず」と救命活動への協力を呼びかけました。