1. 安心して地域で暮らし続けるために。地域でできる互助を探る(2019/01/24)

安心して地域で暮らし続けるために。地域でできる互助を探る(2019/01/24)

最終更新日:2019年01月25日

団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを続けることができように、住まい・医療・介護・生活支援が一体に提供される『地域包括ケアシステム』の構築が各市町村ですすんでいます。

南城市では南城市生活支援整備事業として展開されていて、これまで玉城、佐敷、知念、大里(大里南小学校区/大里北小学校区)の地域ごとに地域ケア会議(第2層協議体)が開かれ、地域ができること、地域が望むことを具体化していくグループワークを行ってきました。

(写真:昨年7月31日に行われた玉城地区の地域ケア会議の様子

今回は、南城市の高齢の方々ができる限り住み慣れた地域で生活が続けられるための体制整備に活かすことを目的に、4つの地域が一堂に会してこれまで出た地域ごとの声や意見を共有する話し合い(第2層合同協議体)が、市役所1階の大会議室で行われました。

これまでの地域ケア会議では、「子どもから老人まで一緒に」、「交流する場所、機会」などの共通な思いが多くあり、地域で顔の見える関係や、地域のつながりを深めたいことを強く望んでいることがわかりました。そこで今回は『互助』をテーマに、自治会や区の枠を超えてできることなどを整理しました。

グループワーク後の発表では、地域ですぐに実現できそうなことや、地域にとって大事なことが明確化され、あらたな互助の形やアイディアが次々と生まれました。

今回のグループワークででた意見などを踏まえ、次回の第1層協議体では南城市独自の地域サービス構築へ向けて話し合いが実施されます。