最終更新日:2018年11月14日
『久高島シンポジウム~久高島の20年後の未来を語る~』(主催:久高区自治会)が、市役所1階大会議室で開かれました。
第1部では、公益社団法人日本交通公社の中島泰主任研究員による今年4月から9月にかけて久高島を訪れた観光客へのアンケートの分析結果の報告と、一般社団法人おきのえらぶ島観光協会の古村英次郎事務局長による沖永良部島での観光の取り組みなどが紹介されました。
第2部では、『久高島観光受入整備事業委託業務』を受託している株式会社アンカーリンクジャパンンの中村圭一郎代表による事業成果報告が行われ、既存のキャンプ場を活用した『グランピング』のモニターツアーを開催したことや、島の御嶽や聖域などの観光できない場所や観光時の注意点を発信するホームページの立ち上げなどが紹介されました。
第3部のトークセッションでは、NPO法人久高島振興会の西銘武良理事長と、久高島青年団の西銘幸太団長も加わり、島の未来を語りました。
青年団を立ち上げ若い人が参加しやすいイベントを開催し、新たな形の振興や観光事業に取り組む西銘幸太さんは「若い世代が島外に流出し、子どもの頃の様な活気がなくなっている」と島の現状を危惧し、「多くの方と繋がりながら、昔の様な活気ある島にしていきたい」と意気込みを語りました。