1. 仲村渠壁画除幕式&稲作会が初田植え(2018/03/04)

仲村渠壁画除幕式&稲作会が初田植え(2018/03/04)

最終更新日:2018年03月06日

稲作発祥の地として知られる仲村渠区の祭祀行事の『親田』と『綱曳き』を描いた壁画の除幕式が同区で開かれました。




壁画の製作費は、平成29年度南城市社会福祉協議会の『フッくん・シーちゃん地域福祉活動助成事業』からの助成や区の予算などで賄われました。下塗りには区の子ども会も参加し、地域の祭祀行事を深く知るきかっけにもなったそうです。
 

山川晃区自治会長は「次世代への伝統文化の継承、若者のUターン・定住などを目的に、10年の構想を経て完成しました。多くの方々の協力に感謝します。壁画をきっかけに地域が活性化することを期待したい」と感慨深く語りました。
除幕式の後には、20代~40代の区出身者からなる『仲村渠稲作会』の初田植えが、同区下田の畑で行われました。

 

稲作会は、かつて盛んだった稲作を復活させようと昨年3月に結成。受水走水で育てた赤米の苗を譲ってもらい、使っていない畑を地権者から借り受け開墾して水田にしました

真夏のような日差しが照りつける中、稲作会のメンバーは、稲作経験のある年長者から手ほどきを受けながら、丁寧に稲を植え付けました。

 

田植えには区民やの子ども達も参加し、水田に賑やかな声が響きました。