最終更新日:2018年03月06日
稲作発祥の地として知られる仲村渠区の祭祀行事の『親田』と『綱曳き』を描いた壁画の除幕式が同区で開かれました。
山川晃区自治会長は「次世代への伝統文化の継承、若者のUターン・定住などを目的に、10年の構想を経て完成しました。多くの方々の協力に感謝します。壁画をきっかけに地域が活性化することを期待したい」と感慨深く語りました。
除幕式の後には、20代~40代の区出身者からなる『仲村渠稲作会』の初田植えが、同区下田の畑で行われました。
稲作会は、かつて盛んだった稲作を復活させようと昨年3月に結成。受水走水で育てた赤米の苗を譲ってもらい、使っていない畑を地権者から借り受け開墾して水田にしました
真夏のような日差しが照りつける中、稲作会のメンバーは、稲作経験のある年長者から手ほどきを受けながら、丁寧に稲を植え付けました。
田植えには区民やの子ども達も参加し、水田に賑やかな声が響きました。