最終更新日:2018年02月17日
久高島で旧正月の伝統行事『酌取り(シャクトゥイ)』が行われました。
この日は島外から多くの出身者や家族が島に戻り、島の崇高な拝み場所である『外間殿』に集います。シャクトゥイは島外の方でも参加することができ、新年を祝うために多くの方が島を訪れます。
ゆったりとした地謡の演奏の中、男性が年齢順に二人一組で殿にのぼり、待ち受ける神役のから酌を受けます。
殿から出ると、それまで荘厳だった地謡の演奏が一転し、親族や関係者も加わりカチャーシーが始まり、1年の祈願を終えた喜びを踊ることで表現します。
晴れ渡った青空の下、久高島に新年を祝う喜びの音色が響き渡りました。